多拠点生活の実現に向けて
多拠点生活に何を求めているのか
私は一度きりの人生、世界の中のいろんな街に「住む」という経験をしたい。
それは、住んだ街の数だけ新しい人生が生まれ人の何倍も濃い人生を送ることができると思っているからだ。住む場所を変えるというのは環境の変化によって得られる刺激を大量に手に入れる手段であると思う。プラハを歩いている時そう思ったことがある。
大前研一が言うには、自分の人生を変える方法は3つしかないらしい。
- 仕事を変える
- 付き合う人を変える
- 住む場所を変える
仕事を変えることで人生を変える
人生を変えたい。そう思ってときに仕事をやめようと思うこともある。でも仕事をやめることは手段のうちの一つでしかない。
仕事をやめたいという気持ちは、仕事によって自分のライフスタイルが縛られているからだと思う。だからこれから先仕事については自由度高く働ける環境を追求し続けて行きたいと思う。
例えば、リモートワークができるように自分で変えて行きたいし、労働のアウトソーシングもすすめて行きたい。不労所得・有労所得の両方のバランスを最適化したい。
こんなふうに自分の仕事を自分でコントロールできるようになることでストレスは減る。それがとても幸せな働き方につながる。better lifeを実現できる。
仕事が人生のすべてじゃないし、今の仕事は自分の意思・「やりたい」という気持ちで続けている。やめたいときはいつでもやめればいいし、今の仕事以外にも生きていく道はいくらでもあるのだ。
付きあう人を変えることで人生を変える
普段の生活の中で付き合う人を変えることで自分の人生を変えることもできる。
すべての悩みは人間関係から生まれるというが、悩みはたしかに人間関係を修正することで解決することが多い。
自分が普段生活している中で、SNS・職場・家などのシーンそれぞれで関係を持っている人間を微修正していく必要がある。誰にも合わない場所で自分ひとりで生きてみる。そうすると周囲の人間の協力がある方が数倍生きやすいことに気がつく。
SNSをやめてみる。すると悩みの種が結構消えることに気がつく。ホルモンの量が正常に戻るのかもしれない。
職場の人間関係・友人関係・部活・サークル・定例会などの集まり。集団として縛られているもの。この集団から抜けてみる。そうすると自分の生きる場所が一箇所ではないことに気がつく。
そして家にいる人を変えてみる。シェアハウス・ルームシェア・家族との別居・付き合っている人との同棲など。自分の家にいる人を変えてみる。
結局、自分が費やしている時間・自分が存在している空間を共有している相手によって自分の人生は変化するのであると思う。
そして、その時間・空間を大きく変える方法が引っ越しなのである。
住む場所を変えることで人生を変える。
住む場所を変えると関係性がすべてリセットされる。その街に住む人との新たな関係性が生まれる。そして、新たな関係性の中で自分が受ける刺激も変化し、自分の思考・行動などが変わっていくのであると思う。
住む場所によって経験できるもの、土地・人の雰囲気・文化は異なる。
一度の人生で一つの世界しか知らないまま終わってしまうというのはすごくもったいないことであると思う。自分がいつ死ぬかなどわからないのだから。
それならば、自分の一度きりの人生の時間・経験を思いっきり贅沢に使おうと思う。
いろんな街に住んで見ることで、多くの世界を知り、それぞれの価値観を経験することができる。思い出の数が増えて行く。
今年は多拠点生活に挑戦したい。シェアハウスを卒業して一人で、いろんな街に住んでみる。いろんな街での生活を経験したあと自分はどんなライフスタイルを実現したいと思うのか。今の自分にはまだ想像がつかない。